文部科学省「AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)」に採択されました。
このたび、当教室の研究課題「AIによる術中解剖追従・変形モデリング・切離支援を統合した外科用拡張現実シミュレーション基盤の開発」が、文部科学省「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)」に採択されました。
本事業は、AIを活用して科学研究の革新を目指す萌芽的・挑戦的な研究を支援するものであり、今回の採択は、当教室がこれまで取り組んできた肺切除術における3D解剖情報の術中参照システム「i-Lung 3D Simulator」の開発と臨床応用を、さらに発展させる研究として評価されたものです。
今回の研究では、AIを用いた術中画像認識、3Dモデルの方向自動追従、術中変形への対応、切離計画の支援などを統合し、ロボット支援手術、胸腔鏡手術、外部モニター、AR端末など、複数のプラットフォームで活用可能な3D手術シミュレーション基盤の構築を目指します。
本事業は採択率2.9%の競争的な公募であり、今回の採択は、当教室における臨床現場発の研究開発の取り組みが高く評価された結果と考えております。
本研究を通じて、患者ごとの複雑な肺解剖を術中により直感的に把握し、安全で精度の高い肺区域切除を支援する技術の確立を進めてまいります。また、若手外科医の教育や手術チーム内での情報共有にも応用可能な、次世代の呼吸器外科手術支援システムへの発展を目指して参ります。
【採択課題】SPReAD 1000 – 研究の可能性を、AIで解き放つ|文部科学省
研究代表者 河北直也







