医局員アンケート:阿部祐也 先生編
10月も半ばを過ぎめっきり秋らしくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?今回は令和5年卒業、初期研修を吉野川医療センターで行い、今年度より当科の一員となってくれた阿部祐也先生に恒例のアンケートを取らせてもらいました。
Q1:新年度が始まって約半年経ちましたが大学病院には慣れましたか?
徳島大学は私の母校であり、ある程度勝手はわかっていたつもりですが、いざ働いてみるとどこに何があるのかわからず、カルテの使い方に苦戦したりと右も左もわからない日々が続いておりました。最近は周囲の方々のサポートのおかげで少しずつ慣れてきております。
Q2:研修医時代のことを簡単に教えてください。
徳島大学卒業後、徳島県西部に位置する吉野川医療センターで研修を行いました。二次救急病院でありながら様々な症例に触れることができ、アットホームな雰囲気で自分のペースで研修を行えるという点で選びました。日常診療はもちろんですが、学会発表や海外研修なども経験でき、吉野川医療センターならではの研修を堪能できました。吉野川医療センターで過ごした初期研修の2年間はしっかりと今の自分を支えてくれていると感じます。先生方はもちろん、スタッフの皆様に心から感謝しております。
Q3:当科への入局を決めたのはいつ頃ですか?決めては何でしたか?
入局を決めたのは研修医1年目の夏頃です。もともと整形外科志望でありましたが、医学部5年生の病院実習で乳腺外科をローテーションすることができ、その際に呼吸器領域、消化器領域、内分泌領域を中心に全人的に治療にあたられている先生方を目の当たりにし、二外科の魅力に引き込まれました。
Q4:取得予定の専門医資格、学会発表など阿部先生の今後の目標について教えてください。
まずは外科専門医を取得し、なるべく早く乳腺専門医を取得したいと考えております。乳腺診療は日々目まぐるしく進歩しております。自己学習はもちろんですが、学会や研究会などにも積極的に参加し他施設と交流しながら知識を深め、個々に応じた最善の医療を提供できるよう自分自身をアップデートし続けたいと考えております。いずれ徳島の乳腺診療をリードしていける存在になるのが目標です。
Q5:Z世代の阿部先生に質問です。ワークライフバランスについてどう考えていますか?
私にとって医師としてスキルアップするために仕事に打ち込む時間は非常に大切ですが、趣味の時間や家族・友人と過ごす時間も大切と考えています。その点、2外科は外科としての忙しさはもちろんあるものの、プライベートの時間をしっかり確保できており、ワークライフバランスを重視する方にもオススメだと思います。
Q6:最後にこのHPを見に来てくれた学生や研修医の後輩たちに一言お願いします。
入局してから半年が経ちましたが、医局の雰囲気はとても良く、毎日楽しく働かせていただいております。少しでも外科に興味があれば、是非当科も選択肢の1つと考えていただければと思います。ハンズオンセミナーも開催されているので、是非参加していただき医局の雰囲気に触れて貰えたら嬉しいです。
- 第33回日本乳癌学会学術総会
- 第100回中国四国外科学会総会

2025年9月26-27日開催、
『第22回日本乳癌学会中国四国地方会』にて優秀演題賞受賞
《優秀演題セッション》
左乳癌術後に発生した放射線関連骨外性骨肉腫の1例
阿部祐也,井上寛章,竹原恵美,行重佐和香,藤本啓介,
乾 友浩,笹 聡一郎,森下敦司,後藤正和,上原久典,
滝沢宏光
阿部先生ありがとうございました。教室の学生係をしていますが、「阿部先生に実習中丁寧に教えてもらいとてもよかった」という声をよく聞きます。クリスマスのCMが流れ出し今年も残り少なくなってきましたが、身体に気をつけて皆で頑張りましょう。
文責:宮本直輝







