手術トレーニングを行いました。

 3月31日、徳島大学バイオイノベーション研究所(石井キャンパス)にて手術トレーニングを行いました。今回は、この4月から外科専攻医になる守野尚弥先生と、同じく外科専攻医となる遠藤鋭人先生、後藤先生と私で参加しました。
 通常の食道切除術で行っている腹腔鏡下胃管作製術、胸壁前経路再建の食道胃管吻合(Collard吻合)を実際に行いました。かなり真剣にトレーニングを行い、時間も忘れてしまいました。本当の手術と同等のクオリティがあり、大変勉強になりました。
 参加されたい方は、ぜひご連絡ください。

井上聖也

 

【参加された先生からの感想】

 胸部・内分泌・腫瘍外科学の先生にお招きいただき、ウェットラボに参加させていただきました。胃管作成、食道胃管吻合(Collard法)を勉強させていただきました。普段の研修において指導医の先生方の両手手術が基本、という言葉が身に染みる体験ができました。血管周囲の剥離操作、結紮、切離など一つ一つの基本操作を指導医の先生にマンツーマンで指導していただき、実り多い修練を行うことができました。
 また、血管クリップやステープラなど様々なデバイスを使用させていただく機会もあり、普段使用できない器械に触れることができ、貴重な経験となりました。結果、4時間30分で完遂することができました!!!
 4月より徳島赤十字病院で後期研修を開始します。今回の経験より、手術の際にどこを見るべきか、今までと視点を変えることで今後より良い研修を行えるよう活かしていきたいです。
 この度は、ご招待いただきました後藤先生、井上先生を始めとする胸部・内分泌・腫瘍外科学の先生方、また準備に携わっていただきました皆様、本当にありがとうございました。  

守野尚弥

 

 3月31日に石井町にある、徳島大学バイオイノベーション研究所で手術トレーニングを行わせていただきました。本トレーニングに参加させていただくのは3度目になるのですが、いつも本番さながらの雰囲気で緊張しながら手術手技に取り組ませていただいています。
 特に今回は同期の先生と一緒に参加したため、その先生が出来ることで自分がまだ出来ないことや、同期の先生が苦戦しているポイントなどからたくさんの気付きを得ることができました。貴重な機会をいただきありがとうございました。今日の経験を明日から活かせるように精進いたします。

  遠藤鋭人

2025.04.04