『気管支鏡実技セミナー』を開催しました。
3月15日(土)に第3回Tokushima Respiratory Skills Lab「気管支鏡実技セミナー」を開催しました。
日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会主催のセミナーで、当科が主幹として行いました。受講者は外科医6名、内科医18名の計24名と多くの方にご参加いただきました。受講者の大半が研修医など若手医師で、岡山・高知の施設からもたくさん参加してくださいました。
受講者は4チームに分かれ、EBUS-UT・EBUS-TBNA・クライオ生検の手技を行うとともに、受講者が多かったために新たに設けた枝読みブースの計4カ所を順番に回って学んでいただきました。枝読みブースはおそらくハンズオンでは国内初と思われ、竹内先生と藤本先生の企画力に感心しました。
また、講師として、神奈川県立循環器呼吸器病センターの丹羽 崇先生をお招きし、クライオ生検について大変有意義な講義と実技指導をしていただきました。受講者には、たいへん満足度の高いセミナーになったと思われました。
講師をつとめていただいた当科の先生方、呼吸器内科の宮本先生・村上先生には大変感謝申し上げます。
文責:鳥羽博明
3月15日に開催されました気管支鏡実技セミナーに参加させていただきました。今回、県内外からもたくさんの方が参加されていました。
講義を受けた後に、実際に実技でのトレーニングを行いました。様々なタイプの気管支鏡を用いて肺生検やリンパ節生検を、気管支のモデルを用いてさせていただきました。講義を受けてから実技トレーニングをさせていただいたので、とても分かりやすく勉強になりました。
また、気管支の枝を読むトレーニングも行いました。実際のCT画像から気管支の走行をイメージしながら紙に書き起こしていくのですが、CT画像から実際の気管支鏡の流れを頭の中で組み立てるのがとても難しかったです。難しいながらも何例か繰り返していく内に、少しずつ分かってきたような気がします。今後の自分の診療に活かすためにも、普段からのイメージが大切だと実感しました。
とても有意義なセミナーでした。ご指導いただいた先生方、また今回のセミナーを企画していただいた鳥羽先生、滝沢先生に感謝申し上げます。
馬場彩花