『関西医科大学附属病院へ手術見学に行ってきました_その2』
11月18日に関西医科大学附属病院(上部消化管外科 山﨑誠教授)へ食道癌手術見学に行ってきました。同院への手術見学は今年の1月に続き2回目となります。1月はVATS食道切除術、今回はロボット支援食道切除術の見学でした。
1月の時もそうでしたが、ロボット支援食道切除術(胸部操作)も速く、ロボットならではの展開・繊細さが加わった手術でした。全体を通してシンプルに手術を進められている印象を受けました。VATSの時と同じ手順、助手が大きな場の展開を行い、干渉を意識した鉗子操作、パトロールカメラで全体を俯瞰し、鉗子の出し入れは少なく、結果、手術時間が短縮されていると感じました。胸部操作後には山﨑先生より色々なtipsをご教授頂き、帰路につきました。食道グループ3人が同じ認識を共有できたことが一番の収穫であったと思います。
1月のVATS食道切除術見学では、再建まで含めて定時内に終わるという手術の速さに衝撃を受けて帰って参りましたが、今回は大阪でのロボット支援食道切除術(胸部操作)を見学したあと、徳島大学病院に定時内に到着することができたという事実に一同衝撃を受けました。
関西医科大学 山崎教授、外科スタッフの皆さま、教室秘書の皆さまに厚くお礼申し上げます。そして平日にも関わらず病院見学の許可を頂きました滝沢教授始め、病棟業務を支援していただきました病棟の先生方、秘書の皆さまに感謝申し上げます。
後藤正和
2024.11.20