7月9日に岡山大学病院へロボット支援下食道癌手術の見学に行ってきました。井上聖也先生、藤原聡史先生、後藤と手術部看護師の梅田さん、尾崎さんの5名で伺いました。
　体位の取り方から始まり、10時過ぎに手術が始まりました。関節機能を持つロボットの利点が随所に活かされた、とても繊細な手術でした。胸部操作だけでなく、腹部・再建まで見学させて頂くことができました。ブレのないカメラワークと鉗子の術野展開、対象に対して平行な角度から入る鉗子操作など、従来の胸腔鏡手術にはない利点を体験することができました。
　ご指導頂きました野間和広先生、田邊俊介先生始め、見学に関わって下さった岡山大学消化器外科学の先生方、手術部スタッフの皆様に感謝申し上げます。
　そして今回見学に行くにあたり、支援いただきました滝沢先生始め教室の先生方、事務の皆様にお礼申し上げます。今後当院でも安全にロボット支援下手術が導入できるように準備を進めて参りたいと思います。

後藤正和