7月になり暑さの厳しい日が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか？
本日は令和4年卒業、初期研修を青森県の八戸市民病院で行い、今年度より当科の一員となってくれた馬場彩花先生に恒例のアンケートを取らせてもらいました。

 

Q1：新年度が始まって約3ヶ月経ちましたが、大学病院には慣れましたか？

4月より食道・乳腺・甲状腺外科をローテートさせていただきました。最初の頃は慣れないことだらけでしたが、2ヶ月目ころから徐々に慣れていったと思います。食道外科をローテートするのは初めてでしたので、特に学ぶことは多かったと思っています。

 

Q2：先生は出身が青森で大学卒業まで過ごされていましたね。遠く離れた四国、しかも徳島での生活というのに不安はなかったですか？

特には無かったです。気候や地形が全く異なり、むしろ少し楽しみでありました。病院見学で訪れた時に吉野川を見て、川幅のすごさに感動しました。

 

Q3：当科への入局を決めたのはいつ頃ですか？決めては何でしたか？

入局を決めたのは、こちらに病院見学に伺った後です。半ば直感で決めました。先生方とお話しさせていただいた際の雰囲気や、手術のバリエーションの豊富さに惹かれました。

 

Q4：ちなみに入局してみてどうでしたか？ブラックでしたか？

自分の想像を超えてホワイトでした。先生方皆さんとても優しく、日々の診療や手術を始めとした様々な手技など、丁寧にたくさん教えていただきました。3年目で後期研修が始まったばかりであり、忙しい日々ではありますが、その中でも楽しみながら修練を積めているのは当教室の雰囲気のおかげです。

 

Q5： 当科は食道外科、乳腺外科、甲状腺外科、呼吸器外科と多くの領域をカバーしており様々なキャリアのDrがいます。先生が目標とする医師像を教えてください。

自分は元々呼吸器外科志望でしたので、まずは呼吸器外科を目指して頑張りたいと思っています。ただ当科の手術や診療を見ていると、他の領域の知識が役立つ瞬間が結構あります。１つの領域に精通することももちろん大事ですが、幅広い領域から患者さんの診療にあたれるような医師になりたいと考えるようになりました。

 

Q6：最後にこのHPを見に来てくれた学生や研修医の後輩たちに一言お願いします。

当科はさまざまな領域の手術を行っており、3年目から執刀もたくさん経験させていただけるのも強みだと思います。今はまだ志望科が決まっていない学生さんや研修医の先生方も含めて、少しでも外科に興味がある方や、手術に興味がある方は一度当教室に来てみてください。

 

馬場先生ありがとうございました。先生のようなやる気のある若手が当科を選んでくれたことを大変うれしく思います。大学病院での経験が充実した外科医人生の第一歩になるよう私達も頑張ります。大学生はこれから夏休みが控えていると思いますが、当教室は随時見学者を大歓迎しております。現在他大学で学んでいる県内出身の学生さんや、専門分野を迷っている初期研修医の先生方もこの機会にぜひ一度見学にお越しください。

文責　宮本直輝