『第78回日本食道学会学術集会』に参加しました。
7月4-5日に第78回日本食道学会学術集会が、東京(ステーションコンファレンス東京)で開催されました。
後藤先生と井上聖は、評議員会に参加のため7月3日から参加しました。評議員会では、これからの食道学会をどうするか、近未来での食道外科の取り組みなどを示していただきました。また、来年は京都で開催されることが決定しました。
1日目が始まり、会場は非常に賑わっておりました。藤原先生、遠藤先生、徳島日赤から西野先生が合流しました。遠藤先生は研修医2年目ですが、もう食道外科を目指しており、今回、食道外科医の集まる食道学会で発表してもらいました。人生初の発表でしたが、緊張せず、大きな声で発表し、質問にも答え立派な発表でした。遠藤先生の発表ショートムービーを掲載しましたので、その勇姿をぜひご覧ください。
後藤先生、藤原先生も発表し、多くの演題を徳島大学病院から発信し、我々が活発に活動していることをアピールできたと思いました。
2日目は、細川先生も合流し、井上と細川先生が発表しました。私は吻合法についての発表でしたが、各施設でいろいろな工夫をして、術後合併症を減少させる努力をしており、大変勉強になりました。細川先生も困難な症例について発表してもらい、学会は終了しました。寂しい気持ちでしたが、食道学会は終わってからもイベントがあり、恒例のサッカー大会に参加しました。井上、細川先生、遠藤先生の3人で参加しました。癌研有明病院の近くにあるフットサル場で開催され、50人の食道外科医と楽しくサッカーを楽しみました。
文武両道という言葉がありますが、まさにその通りで充実した食道学会に参加することができました。留守の間、病棟で診療を行なっていただいた先生方、大変お世話になりました。
井上聖也
【発表演題】
《要望演題》吻合部トラブル回避のわれわれの工夫~吻合法の比較検討~
井上聖也,後藤正和,藤原聡史,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,住友弘幸,三崎万理子,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題口演》切除可能食道癌における化学療法後のWatch and Wait戦略は治療選択肢となりえるか?
後藤正和,井上聖也,細川暉雄,髙杉 遥,森下敦司,藤原聡史,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題》根治的食道亜全摘術後の再発症例の検討
藤原聡史,髙杉 遥,井上聖也,後藤正和,細川暉雄,竹内大平,住友弘幸,森下敦司,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題》食道癌根治術後の自己免疫性膵炎の1切除例
遠藤鋭人,井上聖也,後藤正和,藤原聡史,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,住友弘幸,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題》食道癌術後に心膜転移、心房浸潤をきたし治療に難渋した1例
西野豪志,湯浅康弘,庄野隆志,溝渕 海,山本清成,西岡康平,松尾祐太,森 理,富林敦司,石倉久嗣
《一般演題》食道癌根治術後に急激な経過を辿った緑膿菌肺炎の1例
細川暉雄,井上聖也,竹内大平,髙杉 遥,住友弘幸,三崎万理子,藤原聡史,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光