『第22回日本臨床腫瘍学会学術集会』に参加しました。
2025年3月6日~8日にかけて神戸で開催された第22回日本臨床腫瘍学会学術集会に参加してきました。
学会長は消化器内科学の高山教授で徳島大学からも多くの先生が参加されていました。会場入りし、私がケースレポートのポスターをぺたぺた貼っている間、乾先生は超満員のシンポジウムで座長を行っておりました。この日の乾先生は午前のシンポジウム、午後のオーラルセッションと座長を掛け持ちで大変忙しそうでした。
ポスター発表も無事終えて残りのセッションを眺めているとMeet the expertなる海外の高名な先生に講演いただくセッションの座長が呼吸器内科の荻野先生だったので少し顔を出してみることにしました。そこは小さな会議室くらいの広さで、先に部屋でスタンバイしていた荻野先生から「よかった、参加者が少なく困っていたところです。ぜひ参加してください!」と、嫌な予感がしました。聴講者は私含め6人の状態でセッションは始まりました。演者の先生は開口一番「みなさんにも自己紹介をしてもらおうと思います!」、嫌な予感が当たりました。自己紹介はなんとか終えて講演が始まりましたが、聴講者6人で居眠りはできないので最近の学会で一番頑張りました。演者のLeal先生はシカゴで働く女性研究者でした。海外でも女性で上の役職をしている人は少なく、出産や育児を挟む中でキャリアを断念する人が多いという内容でした。当科も女性医師、ママさんドクターが複数おられ、彼女たちが働きやすい職場環境を整えることの重要さを感じました。想定外はありましたが、大変よかったです。
留守中、病棟対応していただいた先生方ありがとうございました。
宮本直輝
- 司会 乾 友浩先生(右)
- 宮本直輝先生
【発表演題】
《シンポジウム 24》化学療法誘発性末梢神経障害のマネジメント
《Mini Oral Session 37》緩和ケア・支持療法 3(支持療法)
司会 乾 友浩
《医学生・研修医のための腫瘍内科セミナー》腫瘍内科の未来を創るのは君だ!第2部「グループワーク」
司会 三崎万理子
肺癌術後再発に対する4次治療開始後の遺伝子パネル検査でHER2陽性が判明した1例
宮本直輝,馬場彩花,竹原恵美,藤本啓介,竹内大平,住友弘幸,坂本晋一,森下敦司,三崎万理子,
河北直也,鳥羽博明,滝沢宏光