『第52回中国四国甲状腺外科研究会』に参加しました。
2月17日に広島大学で開催された第52回中国四国甲状腺外科研究会に参加させていただきました。
当教室からは、発表3演題、座長2名の参加となりました。細川先生がレンバチニブ使用によって間質性肺炎を発症した症例について発表しました。質疑応答も的確に返答していて、とても頼もしかったです。坂本先生は原発性副甲状腺機能亢進症に腺腫局在同定におけるダイナミックCTの役割について発表してくれました。他施設の先生方も興味をもたれている分野のようで、発表終了後もたくさんの質問をいただきました。私は、穿刺吸引細胞診の免疫染色の有用性について発表させていただきました。意図はしていませんでしたが、なぜか質疑応答で笑いをとってしまい、とても恥ずかしかったです。
今年は隈病院、やました甲状腺病院と日本有数の甲状腺専門病院から御高名な先生方が参加されており、地方会のアットホームな雰囲気にもかかわらず、全国学会のようなハイレベルなコメントや質疑応答がみられました。診療でも参考にさせていただけるような知識をたくさん吸収することができ、有意義な研究会でした。
三崎万理子
【発表演題】
《一般演題4》「未分化・低分化」
座長 三崎万理子
《一般演題6》「手術合併症」
座長 滝沢宏光
《一般演題》
穿刺吸引細胞への免疫染色併用が術前診断に有用であった2症例
三崎万理子,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,坂本晋一,宮本直輝,森下敦司,井上聖也,藤原聡史,
後藤正和,鳥羽博明,坂東良美,上原久典,滝沢宏光
Dynamic CTが局在診断に有用であった原発性副甲状腺機能亢進症の2例
坂本晋一,三崎万理子,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,宮本直輝,森下敦司,井上聖也,藤原聡史,
後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光
レンバチニブ内服中に間質性肺炎をきたした甲状腺低分化癌の一例
細川暉雄,三崎万理子,竹内大平,乾 友浩,髙杉 遥,坂本晋一,住友弘幸,宮本直輝,森下敦司,
井上聖也,藤原聡史,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光