『第77回日本食道学会学術集会』に参加しました。

 6月29~30日に大阪で、第77回日本食道学会学術集会が開催されました。コロナ感染による影響がなくなり、完全に現地で開催されました。
後藤先生と井上は、評議委員会に出席するため開催日前日の28日から大阪に入りました。評議委員会では、今後の食道診療について、臨床面や研究面、食道学会のあり方など、様々な内容について議論され、大変勉強になりました。
 29日から学術集会が開催され、初日に後藤先生、井上が発表し、2日目に藤原先生が発表しました。全国の食道外科の先生が多数参加しており、会場内に入れないことも多く、廊下で見ている方もいました。もうコロナの影響はなく、活発な議論が繰り返され、大変勉強になり、モチベーションに繋がりました。いろんな意見を聞くことができ、当施設にも取り入れたいこともたくさんありました。これからの診療に生かしていきたいと思います。また、食道チームが留守となり、残って働いていただいた先生方、大変ありがとうございました。
 さらに学会終了後にもう一つの重要なイベントが開催されました。食道外科医が集まるサッカー親睦会です。サッカーを通じて、様々な施設の先生方とコミュニケーションをとり、いろんなことを教えていただきました。ちなみに1点ゴールを決めてきました。

井上聖也

  【発表演題】

    当院における高齢者食道癌患者に対する治療と予後について
      後藤正和,井﨑富由実,行重佐和香,竹内大平,住友弘幸,三崎万理子,藤原聡史,井上聖也,
      鳥羽博明,滝沢宏光

    NAC後の術後補助化学療法の有用性の検討
      井上聖也,後藤正和,藤原聡史,井﨑富由実,竹内大平,住友弘幸,坂本晋一,宮本直輝,
      三崎万理子,鳥羽博明,滝沢宏光

    食道癌手術における胃管作成に対する術式の検討
      藤原聡史,井﨑富由実,竹内大平,住友弘幸,井上聖也,後藤正和,滝沢宏光

2023.07.04