石井キャンパスで手術トレーニングを行いました!

 2026年9月7日、徳島大学石井キャンパスのメディカルトレーニングラボにて、腹腔鏡下手術トレーニングを行いました。

 今回のトレーニングには、若手医師の南城和正先生、藤稿智宏先生、村上ひかる先生が実際の手術手技に取り組み、後藤正和先生、井上も参加しました。
実際の手術に近い環境で、若手外科医が基本手技から食道外科手術につながる一連の操作まで経験する、非常に充実したトレーニングとなりました。

今回の中心となったのは、腹腔鏡下胃切除、胃管作製、頸部食道との器械吻合(Collard吻合)です。食道癌根治術で実際に行っている手術操作を想定し、組織の展開、剥離、血管処理から胃管作製、吻合まで、一連の手技を実践しました。
ドライラボでは経験することが難しい、組織を把持・牽引する際の力加減や、術者と助手が協力して術野をつくる感覚、エネルギーデバイスを使用した剥離操作などについて、より実践的に学ぶことができました。

また今回は、若手医師同士でも「どのように展開すると見やすいか」「どの方向から剥離すると安全か」など、互いにディスカッションしながら手術を進めました。指導医からアドバイスを受けるだけでなく、参加者自身が考え、意見を出し合いながら手術を組み立てていくことも、今回のトレーニングの大きな目的です。

予定していた手技が非常にスムーズに進んだため、さらに腹腔鏡下胆嚢摘出術や小腸間膜処理まで追加して行うことができ、腹腔鏡操作全般について幅広く経験する一日となりました。

 

参加した村上ひかる先生からは、
「組織を把持・牽引する際の力加減や、助手と術者が協力して術野を展開する感覚、エネルギーデバイスを用いた剥離操作などは、ドライラボだけでは習得が難しいものです。今回、これらを実際に体感しながら学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。」
との感想がありました。

 

外科手術では、教科書や動画で知識を得ることはもちろん重要ですが、実際に手を動かし、組織の感触や適切な牽引、助手との連携を経験することも非常に大切です。
当科では今後も、このような実践的なトレーニングの機会を大切にしながら、若手外科医が安全で質の高い手術を身につけられる環境づくりを続けていきたいと思います。

参加された先生方、お疲れさまでした!

また、外科に興味のある研修医・学生の皆さんも、ぜひ一緒に手術を学びましょう!いつでも連絡ください!

2026.09.14