『ALTER~ビデオ道場~』で発表しました。

 2024年6月1日、ALTERで発表するために広島へ出張に行ってきました。
ALTERは、Advanced Learning of Thoracoscopic Esophagectomy in Reiwa という2022年から開催されているWebセミナーで、リアルタイムで内視鏡外科学会技術認定医を取得された先生の講演とビデオ提示を行い、プロフェッショナルな講師陣から各シーンでのポイントを丁寧に解説しながら共通認識を深めることを目的としているセミナーです。そのような大変すばらしい会で発表できる機会を与えてくださいました。
 司会は、国立がん研究センター中央病院の大幸先生、広島市立広島市民病院の白川先生でした。そして、演者は、近畿大学病院の白石先生と私でありました。大変豪華なメンバーであり、非常に緊張しました。広島の中心地にあるオフィスビルの14階で行われました。とてもきれいなところで、景色も最高でした。白川先生が勤務されている広島市民病院もすぐ近くにあり、広島城も見物できる場所でした。
 持ち時間は1時間であり、これまで内視鏡技術認定医を目指すために行った取り組みを中心に発表しました。手術は本来、術者と前立ち、助手と協力しあって行うものであり、手術チームの結束が必要です。それぞれがやりたいことをしてしまうといい手術はできません。チーム力を高める取り組みを説明しました。技術認定医を目指していた二人が合格し、チームで合格したということであり、そのようなことはこれまでになかったと大変褒めていただきました。教育プログラムとしてこれからも後輩たちに伝えていきたいと思いました。
 短時間でしたが、大変貴重な発表をさせていただき、いろんなことを教えてくださいました。今後もチーム力を上げ、いろんな施設から研修に来てくれるような徳島大学食道外科にしたいと思いました。後藤先生、藤原先生、井上のチームで活躍していきたいと思います。これまで先輩たちが築き上げてくれた食道外科がまたさらにレベルアップしたと思います。これからもいろんな方面で頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

井上聖也

 

2024.06.03