『ハンズオンセミナー』を開催しました。

 12月12日(火)17時30分から徳島大学スキルスラボ(医歯薬学共創プラザ1F)でハンズオンセミナーを開催しました。参加者は、18名と定員いっぱいでした。研修医が2名、6年生が3名、5年生が13名でした。
 2グループに分かれ、「エナジーデバイス(電気メス)の推奨する使用方法」と「VATSハンズオン 肺モデルを用いた胸腔鏡手術」を約1時間ずつ行いました。
 電気メスでは、非常にわかりやすい講義もあり、今まで知らなかった電気メスの原理や危険なことなどを教わり、講師側も勉強になりました。いろいろなモードで電気メスを用いて、豚肉を焼灼したり、切離したり、また手羽先の皮を剥離したり、いろいろな手技を学ぶことができました。
 VATSハンズオンでは、非常にリアルな肺モデルを用いて、肺葉切除術を行っていただきました。リンパ節もあるべきところに作られており、非常にびっくりしました。肺血管を囲んでいる結合組織も本当に本物のようでした。何の素材で作られているか聞きましたが、企業秘密で教えてくれませんでした・・・・。肺動脈や肺静脈も本当にリアルに構成されており、ステープラを用いて切離しました。本当にリアルに、そして本格的に肺葉切除を行うことができました。
 あっという間に時間は過ぎ、終了となりました。医局員も含め、皆が集中して、時間いっぱいまで楽しく外科を学ぶことができたと思います。最後のあいさつの時には、参加者全員に今回ハンズオンに参加しての感想をいただき、みなさんに満足していただいたようでした。

 集合写真を撮影し、終了としました。いい写真が撮れましたので、掲載させていただきます。
そして、高額なデバイス、ステープラなど準備していただいたコヴィディエンジャパン社様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

                                  井上聖也

 

2023.12.13