『第37回日本小切開・鏡視外科学会』に参加しました。

 6月27日・28日に茨城県水戸市で開催された第37回日本小切開・鏡視外科学会に参加しました。
今回が初めての参加でしたが、規模がやや小さめの学会ならではのアットホームな雰囲気で、発表もしやすく、とても親しみやすい学会でした。
 私は「当院における甲状腺良性疾患に対する内視鏡下手術の手術成績」というテーマで発表をさせていただきました。当院における内視鏡下甲状腺手術の成績を統計的に検討し、内視鏡手術のメリットをエビデンスとして示すことを目指しました。症例数が少ないため有意差の検出やエビデンスとしての確立には限界がありましたが、これまでの取り組みの成果を全国に向けて発信できたことは大きな意義があったと思います。
 内視鏡手術については、ようやく学会で発表できる段階に至ったところですが、技術的にはまだまだ未熟で、改善すべき点も多くあります。今後も引き続き研鑽を積んでいきたいと考えています。
 懇親会では、ものまね芸人の方が登場し、カラオケで会場を盛り上げていました。大会長もデュエットされていて、とても和やかな時間でした。水戸の居酒屋では、名物の納豆を前面に押し出したユニークなメニューが多く、納豆好きの私にはたまらないラインナップでした。
 最後に、学会参加中に病棟業務を支えてくださった先生方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

三崎万理子

     

    【発表演題】
      《領域別セッション》当院における甲状腺良性疾患に対する内視鏡下手術の手術成績
       三崎万理子,井上聖也,河北直也,馬場彩花,竹原恵美,竹内大平,藤本啓介,坂本晋一,
       宮本直輝,森下敦司,藤原聡史,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光

2025.06.30