第32回乳癌学会学術総会の参加-医学科5年生の感想

 2024年7月11日~13日に仙台で開催された第32回乳癌学会学術総会に参加してくれた、医学科5年生の2人から感想をいただきました。

医学科5年 石田紘基さん

 まずはこのような貴重な機会を与えてくださった乳腺外科の先生方にお礼を申し上げたいと思います。特に実習科との調整においては井上寛章先生に奔走していただき、この度は無事学会に参加することができました。
 乳癌という病気に対する自らの理解の浅薄さを思い知るとともに、医学の担う役割について、すなわち自らの肩にかかることになる重荷について考えさせられる2日間となりました。徳島に戻ってきてからは初心に帰ったような心持ちで、病院実習に励んでいます。
 また、乳癌学会総会は色んな人と出会ったり、再会したりという場にもなりました。将来自分はどこで仕事をしているものかは分からないけれど、どこにでも味方はいるのだと心強い気持ちにもなりました。
 第32回乳癌学会学術総会、めちゃくちゃ楽しかったです!ありがとうございました!!

 

医学科5年 高橋 凛さん

 医師をはじめとする、乳癌に関わる様々な職種の方々が自分たちの研究成果を発表し、そしてそれについて議論を行うという場は初めてであり、とても有意義な2日間でした。
 専門用語も多く、難しいなと感じる場面も多々ありましたが、将来はこういう場で発表したり議論を行ったりしてみたいなという気持ちが芽生えました。このような貴重な機会を与えてくださった胸部・内分泌・腫瘍外科の先生方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 今後もこのように学生のうちから学会等に参加し、乳腺診療に興味を持ってくれる学生さんが増えればいいなと思います。

文責:行重佐和香

2024.07.29