『第78回日本消化器外科学会総会』に参加しました。

 北海道は函館にて開催されました第78回日本消化器外科学会総会に参加しました。第40回日本呼吸器外科学会学術集会(新潟)とも開催日程が重なったため、行きの羽田空港行きの航空機は呼吸器外科の先生方と同じ旅程となりました。
 夏の北海道での消化器外科学会には2008年の第63回以来15年ぶりの参加となります。当科からは私と髙杉遥先生が参加しました。徳島は暑い日が続いていますが、函館は風が吹くと肌寒く感じられました。函館には消化器外科医が集結しており、徳島赤十字病院外科の湯浅康弘先生や森理先生と再会できました。
 私の発表は高齢者食道癌に関するものでしたが、同じ内容での発表も多く、高齢化社会の中での食道癌診療の難しさと、標準治療が可能な“元気な高齢者”をどのように客観的に指標化するかという部分での議論が多かったです。髙杉先生は前勤務地である四国こどもとおとなの医療センターでの膵良性腫瘍の切除経験(江藤寛仁先生発表)を指導されました。
 夜は五稜郭近くのお店で食事を楽しみました(店は消化器外科医ばかりでした)。次の夏の北海道での消化器外科学会総会を楽しみにしたいと思います。
最後になりましたが、留守中外来・病棟業務をご担当頂きました先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。

後藤正和

 

     

      【発表演題】
        当科における高齢者食道癌患者に対する治療戦略と予後について
         後藤正和,井﨑富由実,行重佐和香,竹内大平,住友弘幸,藤原聡史,井上聖也,滝沢宏光

2023.07.18