『第76回日本食道学会学術集会』に参加しました。
2022年9月24~26日、東京都新宿区の京王プラザホテルにて、日本食道学会が開催され、現地とwebのハイブリット形式で行われました。
私は、2年ぶりの東京出張であり、楽しみにしておりました。新宿の京王プラザは、外科専門医試験の面接会場であり、かなり思い出のある場所です。
私の発表は、26日の朝8時半からのセッションで、一般ビデオでした。
「食道切除後の最適な胃管再建法」の内容で、当院で行っている胃管再建のコツについて発表しました。朝の眠い時間でありましたが、会場では、朝から活発に討論され、質問もたくさんいただき、あっという間に終わりました。こうして学会で緊張して、質問に対応し、これまでの学会活動に戻ったと、嬉しくなりました。見慣れた先生方とも、お話しすることができ、みんな元気で食道外科をやっているのだと、また会えることを楽しみにして、仕事に学会活動に頑張ろうと思いました。
発表後からは、丹黒先生と合流し、ランチョンセミナーを傾聴し、偶然、帰りの飛行機も同じであり、一緒に徳島に帰ってきました。実りのある学会でした。
徳島に帰ってきて、「学会の写真を一枚も撮っていない・・・」と気付きました。京王プラザの横に東京都庁があり、都庁が赤色に光っていたので写真を撮っただけでした。赤いということは、まだコロナ感染も多いということです。
留守の間、病棟を守っていただいた先生方、ありがとうございました。これからも、もっともっと頑張ります。
井上聖也
【発表演題】
《ディベート3》広範囲T1aあるいはT1b症例はESDかCRTか?手術か?
コメンテーター 丹黒 章
《一般演題ビデオ》
食道切除後の最適な胃管再建法
井上聖也,吉田卓弘,後藤正和,藤原聡史,乾 友浩,坂本晋一,宮本直輝,青山万理子,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題》
同時性肺腫瘍を伴う進行食道癌に対し、一期的手術を施行した3例の検討
藤原聡史,吉田卓弘,後藤正和,井上聖也,乾 友浩,坂本晋一,宮本直輝,青山万理子,鳥羽博明,滝沢宏光
腹臥位食道亜全摘術導入後の胸部操作時間のラーニングカーブについて
後藤正和,藤原聡史,井上聖也,吉田卓弘,滝沢宏光