『第34回日本内分泌外科学会総会』に参加しました。
6月24日、25日と茨木県つくば市で開催された第34回日本内分泌外科学会総会に参加しました。
私は、甲状腺基礎のセッションで口演座長をさせていただきました。全国学会での口演座長は初めての経験で、大変緊張しました。十分予習をしたつもりでしたが、司会進行に必死で、的確な質問ができず、演者の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。臨床に携わる中で、基礎研究の重要性を改めて考え、触れる貴重な経験をさせていただきました。また、次このような機会をいただけるよう、研鑽を積んでいきたいと思います。また、乳頭癌が肺と腎に転移を来した症例について、ポスター発表をさせていただきました。治療経過が紆余曲折あり、私自身も思い入れのあった症例でしたので、全国学会で発表することが出来てよかったです。ほかにも今後の診療に取り入れたいトピックスをいくつか見つけることができました。
数年ぶりに現地への学会参加をさせていただき、他病院や他大学の先生方と直接議論を交わすことができ、非常に刺激的で実りのある経験をすることができました。この学会で学んだことを患者様に最適な治療として提供できるよう、頑張りたいと思います。
文責:青山万理子
【発表演題】
《口演07》甲状腺 基礎・病理
座長 青山万理子
《一般演題》
肺転移と腎転移をきたした甲状腺乳頭癌の1症例
青山万理子,乾 友浩,坂本晋一,宮本直輝,井上聖也,
河北直也,藤原聡史,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光