第79回日本胸部外科学会定期学術集会に参加しました。
2026年10月20日から22日にかけて、国立京都国際会館で開催された第79回日本胸部外科学会定期学術集会に参加しました。
私は、本学会の伝統ある名物セッション「食道困難症例検討セミナー」で発表の機会をいただきました。昨年は先輩の遠藤先生が発表されており、今年は私の演題を採択していただき、全国から集まった6演題のうち、最初の発表を務めました。
会場には飛び入りの参加者を含め、130人を超える先生方が集まりました。その熱気に大変緊張しましたが、無事に発表を終えることができました。質疑応答では、学会長の竹内裕也先生からもご質問をいただき、活発な意見交換を通じて多くの学びを得ることができました。他の演題も、聴いているだけで緊張するような難渋症例ばかりで、様々なアプローチや工夫に触れる貴重な機会となりました。聴衆の先生方による投票では、ありがたいことに第3位に選んでいただきました。座長の先生方からは、参加者のアドレナリン分泌に多大なる貢献をしたとのお言葉もいただき、今回の発表は自信と今後の励みになりました。
また、当科の井上聖也先生が座長を務められたセッションや、ご発表も聴講しました。特に印象に残ったのは、胃管のわずか0.5㎝の違いをめぐり、数十分にわたって熱心に議論を交わす先生方の姿です。食道手術という大きな手術を支える細部へのこだわりを感じ、食道外科への関心が一層深まりました。
本学会で得た学びを日々の診療に活かし、今後も一例一例に丁寧に向き合いながら、研鑽を積んでまいります。
最後に、学会参加中の病棟業務を支えてくださった先生方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
松永康佑
- 座長 井上聖也先生
- 松永康佑 先生
【発表演題】
《呼吸器 一般口演16》縦隔腫瘍・重症筋無力症
座長 滝沢宏光
《食道 一般口演3》高齢者1
座長 井上聖也
《食道困難症例検討セミナー》
サルベージ咽頭喉頭食道全摘術後、広範な頸部皮膚壊死と胃管露出を伴う縫合不全の治療に難渋した1例
-大胸筋皮弁による胃管温存-
松永康佑
《シンポジウム》
生成AI駆動による外科医主導型手術支援システム開発:da Vinci 3D-TilePro立体視ナビゲーション
「i-Lung 3D simulator」の実装と展望
河北直也,辻 彩花,松井 栞,南城和正,竹原恵美,山本清成,竹内大平,藤本啓介,宮本直輝,
森下敦司,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般口演》
右上葉切除後中葉無気肺の発生機序に関する検討
竹内大平,鳥羽博明,松井 栞,藤稿智宏,竹原恵美,山本清成,藤本啓介,森下敦司,河北直也,
滝沢宏光
《一般口演》
食道切除後再建における胃管の至適吻合部位同定の工夫
井上聖也,後藤正和,松永康佑,阿部祐也,松井 栞,藤本啓介,竹内大平,三崎万理子,河北直也,
鳥羽博明,滝沢宏光







