『日本人類遺伝学会第69回大会』に参加しました。
2024年10月10日~12日に北海道・札幌市で開催された日本人類遺伝学会第69回大会に参加しました。
私はポスターセッションで、「Two cases of surveillance using DWIBS in Li-Fraumeni syndrome」という演題での発表でした。1時間のフリーディスカッション形式だったので誰も来なかったらどうしようかと心配しておりましたが、興味を持ってくださった方が数名質問に来てくれました。Li-Fraumeni症候群は多様な部位のがん発症リスクが上がるためサーベイランス検査が重要ですが、そのサーベイランス方法については悩んでいる施設の方も多いようでした。
人類遺伝学会に参加したのは今回初めてでしたが、普段自分が関わっている腫瘍分野以外の様々な遺伝に関するセッションがあり、研究者の方なども多く参加しており、新鮮でした。ゲノム研究の報道に関するシンポジウムでは、実際に医療分野の記者をしている方も演者として登壇しており、医療分野に関する報道の際の問題などの話が聴けて興味深かったです。私自身遺伝分野に関してまだまだ知らないことも多いので、今後も勉強していきたいと思います。
最後になりましたが、留守中病棟の対応などお世話になった先生方、ありがとうございました。
文責:行重佐和香
2024.10.15