『第64回日本肺癌学会学術集会』に参加しました。

 11月2日~4日にかけて千葉の幕張メッセで開催された第64回日本肺癌学会学術集会に参加してきました。
当科からは滝沢先生、河北先生、森下先生も参加し、私は2日目からの参加でした。当日の天気は快晴で、会場に向かう電車の車窓から見た青空の下の大都会の街並みは「君の名は」のワンシーンのようでとてもキレイでした。3連休の初日であり乗客のほとんどは途中で降車し、夢の国へ向かって行きました。
 発表は現在取り組んでいるがん微小環境に関する研究内容について行ってきました。基礎寄りのセッションであったので他の発表者も大学院生と思われる方が多い印象でした。発表内容もシングルセル解析やらマイクロバイオームやらメタゲノム解析やら難しい用語が飛び交っていました。圧倒されつつも自分の発表をなんとか終え、少し場内を散策して会場を後にしました。
今後の研究のヒントになりそうな印象的な発表もありましたが、個人的にはイッテQでおなじみの某タレントに帰りの羽田空港で遭遇したことが一番印象的でした。カメラは回っておらずマネージャーらしき人と歩いており、服装はコンビニやドンキにいそうな上下スウェット姿でしたが、リーゼントヘアはばっちり決まっていました。芸能人にも会えてモチベーションは上がったので、また日常診療を頑張りたいと思います。
最後に出張中病棟を守ってくださった先生方、ありがとうございました。

文責:宮本直輝

          【発表演題】

    《一般演題》(ビデオ)3 小型肺がん・縮小手術
      座長 滝沢宏光

    《一般演題》(ポスター)8 1次治療2
      座長 近藤和也

    《多職種連携企画》高齢者機能評価を用いた癌患者の治療方針の決定(第二報)
      張 林婉,近藤和也,板東孝枝,高橋亜希,今井芳枝,高嶋美佳,坂本晋一,宮本直輝,河北直也,
      川上行奎,吉田光輝,鳥羽博明,滝沢宏光

    《ワークショップ》精密な生検を目指したCone-beam CTガイド下極細径気管支鏡下生検
                                ~Augmented Fluoroscopyで見える化する~
      河北直也,細川暉雄,竹内大平,住友弘幸,宮本直輝,坂本晋一,森下敦司,近藤和也,鳥羽博明,
      滝沢宏光

    《ワークショップ》小型末梢肺病変に対する気管支鏡下コイルマーキング法の現状
      住友弘幸,鳥羽博明,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,坂本晋一,宮本直輝,森下敦司,河北直也,
      近藤和也,滝沢宏光

    《一般演題(口演)》アルギニンおよびシトルリンは免疫治療の補助薬となり得るか
      宮本直輝,吉田光輝,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,住友弘幸,坂本晋一,森下敦司,河北直也,
      近藤和也,鳥羽博明,滝沢宏光

    《一般演題(口演)》Invasive mucinous adenocarcinomaにおける術前経気管支生検が及ぼす予後への影響
      森下敦司,河北直也,細川暉雄,竹内大平,坂本晋一,住友弘幸,宮本直輝,鳥羽博明,近藤和也,
      滝沢宏光

    《一般演題(ポスター)》Prognostic significance of PEAR1 expression in lung adenocarcinoma
      Batkhishig Munkhjargal, Kazuya Kondo, Shiho Soejima, Bilguun Tegshee, Naoya Kawakita, 
      Hiraoki Toba, Hiromitsu Takizawa

2023.11.08