『第76回日本胸部外科学会定期学術集会』に参加しました。
10月19日〜21日に仙台で開催された胸部外科学会に参加してきました。当科からは滝沢教授、坂本先生、私竹内が現地参加しました。会場では同門の徳島赤十字病院西野豪志先生ともお会いすることができました。
私の発表は早期肺腺癌における炎症マーカーと予後に関する検討で、以前から好中球増多、リンパ球減少は免疫応答の低下を反映していると言われていますが、早期肺癌においても影響があるのか、また、腫瘍浸潤性の指標になるPET-CTのSUV-maxと関連があるのかを調べました。会場ではたくさんの質問をいただきました。今後、更なる治療の個別化を目指して、次回発表に活かしたいと思います。
夜は胸部外科の若手の会に参加しました。全国の若手呼吸器外科の集まりで普段の診療のことや将来のことなどで盛り上がりました。肺移植を学ぶために留学に行く先生もいて、他施設の実情を聞いて、大変刺激を受けました。
帰りに牛タンをいただこうと思いましたが、仙台の街は活気がありどのお店も大行列でした。駅のホームでしか買えず、仙台を満喫とはいかなかったで、最寄りのタン次郎に行こうと思います。
最後になりますが、留守中、お世話になりました先生方にお礼申し上げます。
竹内大平
【発表演題】
グラウンド・プレゼンテーション 呼吸器6 縦隔腫瘍
座長 滝沢宏光
優秀演題賞
ディスカッサント 滝沢宏光
早期肺腺癌における炎症マーカーと予後に関する検討
竹内大平,河北直也,細川暉雄,住友弘幸,宮本直輝,坂本晋一,森下敦司,鳥羽博明,近藤和也,滝沢宏光
予後因子に基づいた間質性肺炎合併肺癌に対する治療戦略
坂本晋一,河北直也,細川暉雄,竹内大平,住友弘幸,宮本直輝,森下敦司,鳥羽博明,近藤和也,滝沢宏光