『日本蛍光ガイド手術研究会 第6回学術集会』に参加しました。
去る9月1日~2日に名古屋で開催されました日本蛍光ガイド手術研究会 第6回学術集会に参加しました。中国四国外科学会総会と会期が重なることもあり、当科からは滝沢教授、私の2名が9月2日のみ現地参加となりました。本当は井上聖也先生も参加される予定でしたが、都合により動画発表のみとなりました。次回はご一緒できることを楽しみにしています。
私の発表は転移性肺腫瘍(肝細胞癌)に関するものでした。肝細胞癌の特性を生かし、良好な術中ナビゲーションが得られたことを手術動画中心に報告しました。今となってはインドシアニングリーン(ICG)が蛍光を発することは半ば自明の理と捉えられていますが、わずか15年前にはほとんど誰も知らなかったという事実に驚かされます。学会を通じて、ICG蛍光の手術利用を広められた大阪公立大学 石沢教授や大勢の方々の足跡に触れることができました。我々は視覚からの情報に頼る部分が大きく、蛍光などにより「見える化」することの重要性およびインパクトを改めて実感しました。
さて今回の食べ歩きですが、某有名チェーン店で手羽先を頂きました。やはりコショウの効いた幻の手羽先はビールによく合います。また、今回初めて食べた秘伝の黒手羽先はソース味で大変美味しく、私の好みに合いました。次回からは秘伝の黒手羽先をマイ定番にしようと思いました。
最後になりましたが、留守中に病棟業務をご担当頂きました先生方に御礼申し上げます。ありがとうございました。
住友弘幸
【発表演題】
《一般演題2》呼吸器・耳鼻科・整形
司会 滝沢宏光
《シンポジウム》肺切除におけるICG蛍光による術中気管支動脈可視化の意義
滝沢宏光,細川暉雄,竹内大平,坂本晋一,住友弘幸,宮本直輝,森下敦司,
河北直也,鳥羽博明,近藤和也
《シンポジウム》ICG胃管血流評価を意識した食道胃管吻合の取り組み
井上聖也,後藤正和,藤原聡史,細川暉雄,竹内大平,髙杉 遥,坂本晋一,
住友弘幸,宮本直輝,森下敦司,三崎万理子,河北直也,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題》ICG蛍光ガイド下に胸腔鏡下肺区域切除術を施行した肝細胞癌肺転移の1例
住友弘幸,鳥羽博明,細川暉雄,竹内大平,坂本晋一,宮本直輝,森下敦司,
河北直也,近藤和也,滝沢宏光