『第20回日本臨床腫瘍学会学術集会』に参加しました。

3月16~18日にかけて福岡で開催された第20回日本臨床腫瘍学会で発表をしてきました。去年はオンラインでの参加となり、現地参加は初めてでした。
発表内容は免疫チェックポイント阻害剤の副作用で治療に難渋した症例のポスター発表でした。ポスター会場には初めて聞く病名の症例報告や、リアルワールドデータのまとめなど内容が多岐にわたっており、大変勉強になりました。海外への発信活動も重視している学会で、行われていた発表も大半は英語によるものでした。午前は意識高く英語セッションを拝聴しましたが、8割くらい寝て過ごしたので午後は素直に日本語で行われていたセッションを拝聴しました。日本語セッションは最新の遺伝子検査についてのディスカッションで推進派、慎重派どちらの意見も賛成できる部分があり考えさせられました。
17日夜の徳島発、18日夜の徳島着の日程であったためゆっくりはできませんでしたが、得られたものは多く、日常臨床に活かしていこうと思います。留守中病棟対応していただいた先生方、ありがとうございました。

宮本直輝

 【発表演題】

   A case of edema and weight gain as irAE after nivolumab administration
   Nivolumab投与後irAEとして浮腫、体重増加を認めた1例
    宮本直輝,近藤和也,井﨑富由実,竹内大平,住友弘幸,坂本晋一,青山万理子,髙嶋美佳,河北直也,
    川上行奎,鳥羽博明,滝沢宏光

2023.03.27