『第43回四国食道疾患研究会学術講演会』に参加しました。
2023年1月28日に香川県立中央病院で開催された第43回四国食道疾患研究会学術講演会(当番世話人:香川県立中央病院 大橋龍一郎先生)に参加してきました。本研究会は当教室前教授の丹黒章先生が代表世話人を、井上聖也先生が事務局を務めており、3年振りに現地開催することができました。
食道外科グループの先生方3人とローテーターの私と井﨑富由実先生が参加しました。私の発表は、急激な状態の悪化があった症例で、会場の先生からもたくさんの質問やご指摘をいただきました。現地開催のため、ざっくばらんに意見の交換も進み、非常に有意義なものでした。会場では同門である古北由仁先生(東徳島医療センター)、西野豪志先生(徳島赤十字病院)、湊拓也先生(四国こどもとおとなの医療センター)とお会いし、発表を聞くこともできました。
特別講演では日本大学消化器外科教授の山上裕玄先生より「食道胃接合部癌の治療-回顧と展望-」というタイトルで食道胃接合部癌の病態、手術適応を今までの変遷を踏まえてクリアカットにご講演いただき、とてもわかりやすく今後の診療に役立つものでした。
日帰りの出張でしたが、名物のうどんや骨付鳥をいただくことができ、リフレッシュにもなりました。発表の機会を与えて頂きましたことに感謝申し上げます。
竹内大平
【発表演題】
食道癌根治術後に急激な経過を辿った緑膿菌肺炎の一例
竹内大平,井上聖也,井﨑富由実,行重佐和香,住友弘幸,藤原聡史,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光
食道蠕動運動障害を伴う横隔膜上食道憩室に対して腹腔鏡下手術を施行した1例
井﨑富由実,後藤正和,行重佐和香,竹内大平,乾 友浩,住友弘幸,藤原聡史,井上聖也,鳥羽博明,滝沢宏光
術後補助療法としてのNivolumabの可能性
井上聖也,井﨑富由実,行重佐和香,竹内大平,住友弘幸,藤原聡史,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光
切除不能進行・再発食道癌に対するペムブロリズマブ併用FP療法の治療経験
西野豪志,湯浅康弘,庄野隆志,山本清成,福田美月,西岡康平,松尾祐太,森 理,冨林敦司,浜田陽子,
兼松美幸,川中妙子,石倉久嗣
食道癌手術における胃管作成に対する術式の検討
藤原聡史,井﨑富由実,行重佐和香,竹内大平,住友弘幸,井上聖也,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光
胃噴門部GISTに対して腹腔鏡下噴門側胃切除術を施行した1例
古北由仁,森下敦司,齋藤勢也,木村 秀