四国初!完全胸腔鏡下左心耳切除術が行われました。

先日、当院の心臓血管外科において、四国初となる完全胸腔鏡下左心耳切除術が実施されました。この手術は心房細動という不整脈の患者さんに発症しうる脳梗塞を予防する治療法の1つですが、日本でもまだごく限られた施設でしか実施されていません。徳島大学病院では、本手術の実施体制と整えるべく、心臓血管外科が中心となり準備を進めてきておりました。完全胸腔鏡下左心耳切除術は、胸腔鏡という呼吸器外科でよく使われる内視鏡を用いた手術方法であるため、私ども呼吸器外科も準備段階から関わってきました。このたびは日本におけるこの手術の第一人者であるニューハート・ワタナベ国際病院の大塚俊哉先生を指導医としてお招きし、心臓血管外科の秦教授が執刀しました。手術を受けられた患者さんの経過も順調です。

 

この手術のことについて、さらに詳しく知りたいという方は以下の案内をご覧ください。

WOの案内はこちら

 

2022.10.12