第54回中国四国甲状腺外科研究会に参加しました。
3月14日に松山市の四国がんセンターで開催された第54回中国四国甲状腺外科研究会に参加してきました。
当科からは、辻 彩花先生が「甲状腺未分化癌による気道狭窄に対し気道ステントを留置し、気道緊急を回避してQOL改善に寄与した一例」という演題を発表しました。甲状腺未分化癌は非常に予後が不良であり、治療方針の選択肢も限られます。その中で患者様・ご家族と十分に話し合いながら方針を決定し、患者様の希望を尊重しつつ可能な限りの治療を行うことができた、非常に印象深い症例でした。辻先生は治療チームの一員として処置にも中心的に関わり、治療説明にも同席してくれました。症例理解も非常に深く、発表および質疑応答ともに素晴らしい内容でした。
藤本啓介先生は「肺転移が濾胞癌であることが証明された甲状腺未分化癌切除後長期生存の1例」を発表しました。こちらも経過が非常に稀な症例であり、藤本先生とともに病理の先生に相談しながら理解を深めて準備した症例でした。発表内容・質疑応答ともに中堅らしい堂々としたものでした。
二人とも先日の内分泌外科学会に続いての発表となり、中国四国の先生方にも当科の若手の力を印象づける良い機会になったと思います。
私は「内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術におけるアシストポートの工夫」について発表しました。少しずつ改良を重ねながらVANS法に取り組んでおり、その成果の一部を報告することができました。まだまだ技術的に未熟な部分もありますが、こうして学会で発表できるデータや工夫を積み重ねてこられていることを嬉しく思います。今後もさらに研鑽を積んでいきたいと思います。
最後に、留守の間に病棟業務や外勤を担当してくださった先生方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
三崎万理子

- 三崎万理子 先生
- 藤本啓介 先生
- 辻 彩花 先生
【発表演題】
《スポンサードセミナー1》
座長 三崎万理子
《主題》内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術におけるアシストポートの工夫
三崎万理子,阿部祐也,遠藤鋭人,松井 栞,辻 彩花,竹原恵美,竹内大平,藤本啓介,宮本直輝,
森下敦司,井上聖也,河北直也,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光
《一般演題》
肺転移が濾胞癌であることが証明された甲状腺未分化癌切除後長期生存の1例
藤本啓介,三崎万理子,阿部祐也,遠藤鋭人,松井 栞,辻 彩花,竹原恵美,竹内大平,宮本直輝,
森下敦司,井上聖也,河北直也,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光
甲状腺未分化癌による気道狭窄に対し気道ステントを留置、気道緊急を回避しQOL改善に寄与した一例
辻 彩花,三崎万理子,遠藤鋭人,阿部祐也,松井 栞,竹原恵美,藤本啓介,竹内大平,宮本直輝,
森下敦司,井上聖也,河北直也,後藤正和,鳥羽博明,滝沢宏光







