The 71st Annual Congress of Japan Surgical Association

められえられる外科医を目指して

A Desirable Surgeon to be Desiresd

会期 : 2009年11月19日(木)~11月21日(土)

会場 : 国立京都国際会館/グランドプリンスホテル京都

日本臨床外科学会総会は、秋の京都、紅葉で彩られた京都で開催されました。18日午後に徳島を出発し、京都駅に到着したのは18時過ぎでした。

京都出身の私ですが、正確には京都府長岡京市出身であり、このことでなぜかよく鳥羽先生に「森本先生って京都出身って言っても、長岡京市なんですよね。」とか、清家先生にまで「長岡京って10年しか都がおかれなかったっていうことは、都には向いてない土地なんやね。」と言われ、ややlow tensionでした。そのうえ地元なので観光なんてほとんどしたことがなく、訪れたことがある名所と言えば小学校の遠足で行った京都御所、祖父母の家の近所の二条城や東寺、初詣に出向く伏見稲荷や八坂神社くらいで、同行の近藤先生と鳥羽先生から京都観光と夕食のお店を一任されたことは私にとってはなかなかの重責でした。ただ京都を離れて20年近くたっている私にとって、京都の街をぶらぶらするのは久々でもありました。そこで20代前半の若かりし頃、友達や家族と歩いた思い出深い散策路、清水寺~五条坂~参寧坂~二年坂~一年坂~高台寺(~八坂神社)~東大路通りを歩くことにしました。

清水寺は秋の特別拝観期間中でした。紅葉に彩られた山、池、寺がライトアップされて幻想的でいと美し……有名な清水の舞台から京都の街を見下ろして……ちょっと別世界にいる気分でした。その後は予定通りのコースを“この店のおかき、おいしかったなあ”とか“この店で買った清水焼のピアス、どこいったかな?”などと昔の思い出にひたりながら、近藤先生、鳥羽先生と歩きました。夕食のお店は、事前にガイドブック(自分が京都のガイドブックを買うとは思いもしませんでした)で探していた中から、鳥羽先生と相談し先斗町の《味がさね》に決めました。玄関を入ってすぐに、舞妓さんの名前を書いた団扇が10枚ほど飾られており、“もしかして由緒ある料亭?!場違いかしら?!”と怖じ気づきました。が、数年前テレビのニュースで見た、京都の有名なラーメンチェーン店『天下一品』系列の創作料理屋であり、夏には床も出しているお店でした。料理もおいしく値段もリーズナブルだとか(近藤先生、鳥羽先生、ごちそうさまでした!)、そのうえ最後の締めに天下一品のラーメンも食することができ大満足でした。河原町五条の宿泊先へは、子どもころ母から教わった京都南北の通りの歌「丸・竹・戎・二・押・御池・姉・三・六角・蛸・錦・四・綾・仏・高・松・万・五条……」を心の中で歌い、通りを確認しながらに無事戻りました。

 学会当日。近藤先生が座長をされたセッションと私の演題があるセッションは同会場でした。研修医の頃と比べると、他演者の発表内容を理解できた気がしたのは勘違いでしょうか。それほど緊張せず、発表は無事(?)終了。丹黒教授もお忙しい中、発表を見守りに来てくださいました。ランチョンセミナーは術後感染症の講演を選択、ポケットサイズの感染症の手引きをもらい鳥羽先生と満足感を分かち合いました。短時間でしたが、会場で井上聖也先生とも合流できました。鳥羽先生の発表は大きな会場でのワークショップでした。鳥羽先生は全く緊張されることなく、いつも通り落ち着いた口調で発表を終えられました。

 徳島行きのバス発車時刻まで、近藤先生とは途中はぐれてしまいましたが、京都伊勢丹でみやげものを物色しました。徳島では決して手に入らない有名ブランド店が軒を連ねるなか、鳥羽先生と私はエレベーターで地下の食料品売り場へ直行。人数分以上のみやげを買い大きな袋をさげて徳島への帰途についたのでした。

 私としては楽しい京都旅行、いやいや学会でした。というわけで、京都での学会の折には、京都出身の私をどうぞ連れて行っておくれやす。

森本 雅美

(左より)丹黒 章教授、近藤和也教授、鳥羽博明先生

森本雅美先生(左)

井上聖也先生