





2008年10月16(木)-17(金)日 in 東京
Awayな学会
ただならぬ雰囲気を感じながら、まずは学会会場を偵察しました。参加者はそれほど多くなく、会場も3カ所のみで小規模の学会でした。プログラムには甲状腺と海外活動、甲状腺とDPCなど一風変わったタイトルが目立ちます。第1会場はシンポジウム会場でしたが、200人程度収容できる会場に2?30人程度しか聴衆がいません。ポスター会場にも人はまばらで一体どこに人は集まるのかと疑問に思いながら第2会場へ向かうと!そこには入り口から溢れんばかりの立ち見状態です。80人程度の部屋にすし詰め状態で、熱気と人気(ひとけ)で息苦しいほどでした。ここは一般口演の会場でしたが、どうやら甲状腺外科学会では一般口演がメイン会場のようでした。翌日の自分の発表に一抹の不安を覚えながら、初日はメイン会場をあきらめ、シンポジウム(甲状腺と海外活動)を聴きました。海外で甲状腺の手術を行った先生の旅行記のような講演で、イラクで活動された自衛隊の先生の話は興味深く聴きました。
そして翌日、丹黒教授の乳腺のシンポジウムを聞いた後第2会場へ向かいました。やはりメイン会場は熱気が違います。まだ発表の途中にも関わらず聴衆が挙手し、マイクをにぎって仁王立ちするというなんとも異様な雰囲気でした。自分が火だるまになる事を覚悟して順番を待ちました。朝から白熱した議論が続けられたらしく、時間がかなり押している様で、私の発表の頃には時間の都合で質疑を制限するという(Luckyな)事態となっていました。というわけで発表を終え、質疑応答は予想外の内容でありましたが、なんとか切り抜けることができました。久々に変な汗をかきました。
会場を出ると、京都大学の先生が声をかけてくださいました。私が発表した内容と同じ治療の経験を話してくださりました。Awayな学会で心細かったですが、声をかけてくださった事で励みになりました。
年間800例以上の手術をこなす民間病院の先生方がOpinion leaderという印象を受けました。しかし、他大学の先生に声をかけていただいた事で、私の報告でさえ治療のきっかけになる可能性を感じました。
吉良美砂子
■滝沢宏光先生
■中川靖士先生/吉良美砂子先生/滝沢宏光先生