第52回日本内分泌外科学会学術大会に参加しました。

 

 第52回日本内分泌外科学会学術大会に参加しました。昨年までは甲状腺外科学会学術集会という会でしたが、内分泌外科学会と甲状腺外科学会の統合により、装いも新たに開催されました。昨年までは甲状腺外科のみを扱うセッションでしたが、本年からは乳腺、副腎のセッションも開かれていました。

 当科からは青山万理子先生と坪井が発表者として、丹黒先生が座長として参加しました。
青山先生は悪性リンパ腫に対する細胞診検査の結果についてまとめて発表しました。フロアからの質問も多く、興味深い良い発表だったと思います。坪井は当科での甲状腺癌に対する悪性腫瘍手術についてまとめて発表しました。

 丹黒先生は一般示説の座長を務められていました。当科のカンファレンスを彷彿とさせる(!?)闊達自在な進行で、臨場者の発言も多く勉強になるセッションとなりました。

 これまで継続して学会活動を行ってきましたが、少しずつプレゼンスが高まってきたような気がします。まあそれは目標ではないのですが、診療水準の向上を反映しているのであれば良いことだと思います。滔慢なれば則ち精を励ますこと能はず。

記:坪井光弘

 

          【発表演題】
             《ポスター》甲状腺8
               座長 丹黒 章

             《一般演題(口演)》 
               3mm assist portを併用した内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術
                坪井光弘,青山万理子,滝沢宏光,丹黒 章

               甲状腺原発悪性リンパ腫の診断における穿刺吸引細胞診の有用性について
                青山万理子,滝沢宏光,坪井光弘,丹黒 章

  

2019.10.23