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頸部食道のみに留まっておれば頸部食道切除と頸部リンパ節郭清術を行い、胃管または空腸移植で再建します。
頸部食道が残せない場合は下咽頭喉頭切除術、遊離空腸移植術を行い、永久気管孔を作成しますので発声が出来なくなります。
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癌が下部食道に留まる場合や腹部食道にある場合は(左開胸)開腹による下部食道&胃噴門部切除・腹部リンパ節郭清と空腸を用いた再建を行います。
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肺合併症、縫合不全が最も多い合併症です。
しかしながら近年、術後3~4日間人工呼吸器による管理を行うようになり、肺合併症は減少傾向にあります。
また、中心静脈栄養の導入、器械吻合器の導入により縫合不全も減りつつあります。
その他の合併症としてリンパ節郭清に伴う反回神経麻痺による嗄声、誤飲、縫合不全などによる縦隔炎などがあります。
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扁平上皮癌は放射線への感受性が高く、シスプラチンが有効であることから、手術療法に加えて放射線治療や多剤併用化学療法を組み合わせた集学的治療が各種試みられています。
教室ではタキサンとシスプラチン&5FUを用いた化学療法により治療成績が向上し、進行して手術が出来ない状態の患者様も根治手術ができるようになりました。
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食道癌は胃癌や大腸癌などと比べるときわめて予後の悪い癌です。
高齢者が多く、かつ解剖学的にリンパ節転移や隣接臓器(大動脈、肺、気管支など)浸潤を起こしやすいことが一因です。
5年生存率35.5%(日本食道疾患研究会:9143例の調査では)
| Stage I |
58.0% |
| Stage II |
47.1% |
| Stage III |
32.8% |
| Stage IV |
14.7% |
でした。
検診による早期発見、化学療法との組み合わせによる集学的な治療により今後予後は改善してくるものと思われます。
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