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医療は高度な、あらゆる知識を統合したきわめてレベルの高いサービス業であることを自覚すること。
臨床医になりたい人は、そのことを常に心に刻んでおいてください。
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きちんとした服装は患者さんに好印象を与えるだけでなく、自分の気持ちも引き締めモチベーションを高めます。
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患者さんに対しては常に丁寧な言葉遣いをしてください。為口を利いたり、方言で話したりすることが親密感を得られると錯覚している人がいますが、決してそんなことはありません。敬う気持ちをもって大切にされていると感じて下さるような言葉遣いが大切です。
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患者さんに話しかけるときは目線の上から話しかけずにまっすぐに見つめてあげてください。患者さんが、この人は自分を同じ立場で見てくれているという安心感を得られるように努めることです。
自分が病気になったときどんな医者に診てもらいたいですか?自分の生活が最優先で、あまり努力もせずそこそこ平均値を行っている、診てもらいたいのはそういう医者ですか?自分が是非とも診て貰いたいようなそんな医者になって下さい。
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患者さんが診察室に入ってこられてからがプロとしての真剣勝負です。第一印象で安心感を与えなければいけません。ここで大切なことは、患者さんの動きを観察し、訴えを真剣に、目を見つめて(アイコンタクト:決して睨んではいけません)。慈しむ優しい目は、この人を治してあげたいと願う気持ちから自然に出てくるものです。自分に自信がなければ不安が眼に出てしまいます。そのためにもしっかり勉強してください。勉強は教科書でするものではありません。教科書は目の前にいる患者さんです。チュートリアルで「考えるトレーニング」はしてきているはずです。この患者さんを治してあげたいと願う気持ちを持って、しっかりと話を聞いてあげてください。目と耳と鼻と口と頭をフル回転させて、何がして上げられるかを考えてください。
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「プラセボ」って聞いたことがありますか?相手はイヌやネコやネズミさんではなく人間です。ヒトにお薬を投与した場合、偽薬を使ってもある程度の治療効果があることが証明されています。これをプラセボ効果といいます。この薬は心に効きます。日本語で言うと“癒し”でしょうか?漢字を見てもわかりますが病をいやすのは心であり、いやされるのも心です。癒しで一番大切なものは手です。“手当て”ができるのが、一流の医者です。第6感までを総動員し、手当てをすれば、検査は必要でないことが多いのです。
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われわれは先生、先生と呼ばれますがそれに対する言葉は何でしょう。後生です。「後生可畏(こうせいおそるべし)」 論語の言葉ですが、“先生”は若い人々の可能性に対して畏敬の念をもって接せよという上にたつ者への戒めであり、“後生”にあっては、無限の可能性を引き出されることをただ待つのでなく、それを引き出すのも自分の心がけであることを忘れてはいけません。孔子は引き続いて述べています。「四十、五十にして聞こゆること無くんば、これまた畏れずに足らざるのみ」と。言い換えれば、三十代でなにかをなせということですが、そのため準備を今はじめなければなりません。この努力を積み重ねていくことが自分を磨き、自信となっていくのです。そうすれば自然とやさしい自信に満ちあふれた目ができてきます。
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もう一つ心に関して心は鍛えれば鍛えるほど強くなります。心の弱い人は自分を面倒見るのが精一杯どころか人から面倒をみてもらわなければ生きていけない、そんな人も確かにいます。医師、特に臨床医は自らを省みず人のお世話をしなければいけません。徳という字があります。徳とは修養によって、自らを高め、他を感化する精神的能力と辞書にあります。よくこの字を観察してください。人が十四の心を持っているでしょう。患者さんの目線で自分の父母を敬うように慈悲の心を持って心を砕いて接すればおのずと徳は身についてきます。自然と一流といわれる人になるでしょう。その為には、モチベーションを常に高める事です。モチベーションを高めるのももちろん自分の気持ち、こころ次第です。 “面白きこともなき世を面白く、住みなすものは心なりけり”。
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